イギリスのカントリーキッチンからその日に作った食べ物で面白そうなもの、おいしそうなものをレシピと一緒に紹介していきます。日本では材料がそろわないものやどうしてもオーブンが必要なものもありますが、自己流にアレンジして試してみてください。
2013年10月28日月曜日
パンプキンとジンジャージャム
ハロウィーンのパンプキンをくりぬいた実の部分で、ジャムを作ってみました。
詳しい経過は、日記風ブログ、FordFarmDiaryをお読みください。ジンジャーの味が強くてすごくおいしいです。温かいブラウントーストにのせると、なんとも秋らしい、おなかも気持ちも温まりそうな味です。ショウガの量はお好みで加減してください。
材料
(3瓶)
パンプキンの中身(日本のかぼちゃで作ったことないですけど、一度チャレンジしてみてください。たぶん水をちょっと多めに入れたほうがいいと思います。) 1キロ
しょうが 50-70グラム (剥いておろし金で下ろしてください。)
水 200cc
レモン1個
ジャム用砂糖 500グラム
(ジャム用がなければ、白砂糖と、ペクチン。ペクチンが手に入らなければ、林檎を皮、芯ごと切って煮出し、この煮汁を上記の水の代わりに使い、パンプキンにも一つか二つくらい細かく切った林檎を足します。)
1.まず冷凍庫に皿を入れる。.レモンの皮をおろし金で下ろし別皿に取り、レモンの実は皮の下の白い部分を取り除いて 、適当に切る。
2.切ったレモンの実と、パンプキン(小さく切る)、しょうが、水を、家にある一番大きい鍋で、ふたをして弱火から中火で、柔らかくなるまで煮る。最後の5分ほどはふたを取って水気を散らす。
3.パンプキンをつぶす。
4.砂糖(とペクチン)とレモンの皮を入れる。砂糖が完全に溶けたら強火で10分煮る。
5.冷凍庫から取り出した皿に少し取り冷まし、固まったかどうかテストする。指で押して、表面に皺が出来たらオーケー。だめなら更に4分煮る。
6.殺菌済みの瓶に入れ、すぐふたをする。
なかなか固まりにくいジャムで、私もちょっと苦労しました。特にペクチンを入れないと難しいかも。でも固まらなくても十分おいしいですから、家で食べる分には十分だと思います。
Labels:
ジャム等保存食
2013年3月7日木曜日
ブレッド・プディング
昔たまにスーパーで売っていて、素朴でおいしいと好きだったんですが、最近ではどこでも売っていなかったこのデザート兼おやつを紹介します。詳しい由来等は日記風ブログで書いてますので、そちらをご覧ください。プディングというのはイギリスではデザートの総称で、パンを使って作るデザートという意味ですね。朝ごはんにもいいと思います。
簡単な上に、体に悪そうなものといえば砂糖だけですから、食べ過ぎない限りはダイエット中でもまあ少しなら大丈夫だと思います。
材料
パン 500G
レーズンなどのドライフルーツ 300G
ミックススパイス 小さじ1
(イギリスではシナモン、ナツメグなどが入ったミックススパイスというものが売ってますが、なければシナモンで代用。)
卵 2個 (あらかじめ溶いておく)
牛乳 650CC
砂糖150G
パンをちぎってボウルにいれ、上記の材料を全部入れ30分くらい置いておきます。パンは耳でもいいし、白パンでもホールミールでも、何でもいいとおもいます。ちぎるのもそれほど小さくしなくても大丈夫。
なぜかというと、30分後はこんなにぐちゃぐちゃになってるからです。
レーズンが少なかったので、小さくきった林檎を入れました。 |
オーブンを160度に設定。バットや耐熱性の容器に油を敷くか、クッキングペーパーを敷いて、これを流し込み、90分焼くだけです。
焼けたら容器から出して、包丁で5センチ角くらいに切って出来上がりです。
2013年2月2日土曜日
スモークサーモンケジャリー
ケジャリーと言うのはイギリスのビクトリア時代くらい(19世紀後半)に出来た料理です。簡単に言うと、燻製になった魚の入ったカレー味の混ぜご飯。魚というのとカレー味というのがイギリスらしからぬ料理なんですが、ビクトリア時代以降はこういうのが流行ったみたいです。
本格的なケジャリーのほうはちょっと手が込んだ料理なのですが、こちらは晩御飯に簡単にできるレシピー。あんまりにも簡単で、しかも安くておいしくて栄養もあるという、すごく便利な料理です。しかもスモークサーモンでなくても、ツナ缶でも鮭缶でも海老でもできます。
材料(4-6人分)
米 カップ2杯
ねぎ 4-5本
グリーンピース(冷凍可)
スモークサーモン200グラム
卵3-4個
カレー粉小さじ1.5杯
オイル
固形スープのもと1個
スモークサーモンですが、イギリスではどこのスーパーでもこういった切れ端がサンドイッチ用などと称して売られています。これがお買い得なので、入手できればこれで十分ですが、スライスされたスモークサーモンを使う場合は、もちろん一口大に切ってください。
まずお米を研いで、ザルにあげて置きます。ねぎを上の緑の部分と白い部分に分け、それぞれきざんで別においておきます。卵は固ゆでにして剥いて、適当に切ります。古い卵のほうが剥きやすいそうですよ。
鍋にオイルを入れねぎの白い部分をいれ炒めます。さっと火が通ったらここにカレー粉を入れます。全体が馴染んだら米をいれささっと1分くらい炒め、普通のご飯を炊くのを同じくらいの水を入れます。( 私はイギリスの長いお米で作りますが、カップ2杯の米に対し3杯水を入れます。あとで足せるので、あんまり心配する必要なし。)
沸騰したら固形スープをつぶして混ぜいれ、なべに蓋をして弱火で炊きます。水がなくなりかけた頃に味見。
(これは私の個人的水加減ですが、もしも水が多すぎたなら蓋を取ってちょっと水を飛ばしましょう。水が少なすぎると感じたら、沸騰したお湯をカップ4分の1くらい足して、蓋をしてむらします。)
炊き上がったあと、蒸らす前にスモークサーモンとグリーンピースとねぎの緑の部分をいれ、お米をつぶさないように手早く混ぜます。
そしてまた 蓋をして10分くらい置いておいて。卵も入れて、出来上がり。サーモンの塩加減によっては、塩を足して味を調整してください。
海老やツナ缶などでも、風味は変わりますが十分おいしく作れます。
普通の日記風ブログもやってますので、是非そちらもご覧くださいね。
Ford Farm Diary
ブログランキングはあまりにも御無沙汰してしまったので、クリックは結構です。よろしければ普通のブログの方のクリックお願いいたします。
登録:
投稿 (Atom)