イギリスのカントリーキッチンからその日に作った食べ物で面白そうなもの、おいしそうなものをレシピと一緒に紹介していきます。日本では材料がそろわないものやどうしてもオーブンが必要なものもありますが、自己流にアレンジして試してみてください。
2011年2月8日火曜日
ジャケットポテト
今日は月曜の定番の晩御飯。ごくごく普通のイギリスのご飯なので載せるのどうしようかなって迷ったんだけど、載せます。
ジャケットポテトというのは言葉の通り皮付きのジャガイモをオーブンで焼いたものです。これがイギリス人は結構好きで、Spud U Likeというジャケットポテト専門のファーストフードのお店もあるくらいです。
焼けたポテトは真ん中をナイフで切っておなかを開けて、そこにまずバターを落としたあと好きな具をのせます。うちの場合は昨夜はベークド・ビーンズとクリームチーズと、目の粗いおろし金でおろしたチーズでしたが、ツナとかコールスローだとかチリコンコーネだとかいろいろバリエーションはあります。カレーでもおいしいでしょう。
作り方ですが、まず拳骨くらいの大きなジャガイモを用意します。これをきれいに洗います。日本ではあまり聞かないけれど、皮が緑になると毒なので、もしも少しでも緑かかってきたらそこは切ること。これをフォークやナイフでいくつか穴を開けます。
これを170度のオーブンに1時間半入れて出来上がり。220度だと1時間くらいでできます。うちの場合は月曜は子供達の水泳なので、お芋をオーブンにに入れて家を出て、私が帰ってくることにはおいしい匂いが漂い始めてます。デイブが子供をつれて帰ってくる頃に完成。
そんな時間全然ないわという人やオーブンの無い人は電子レンジでできます。日本ではラップに包む人がいますが、そうすると皮がぱりっとしない。水洗いしてまだ濡れたままのジャガイモをキッチンペーパーで軽く包んで電子レンジに入れるとちょうどよくできます。時間は小さめのジャガイモで1個8分くらい。
これはどうしてだかよく分からないんだけど、オーブンの場合は1個でも4個でも調理時間は同じですが、電子レンジだと4個なら4倍時間がかかります。どうしてなんでしょう? きっとオーブンの場合は表面面積に関係あると思うんだけど。
それはともかく、電子レンジでもちゃんとできるんですが、皮のぱりぱり感はやっぱりオーブンのほうが良いので、私は時間のないときは電子レンジで大体熱を通して、オーブンで仕上げます。
写真はこちらはベークドビーンズ。イギリスではよく食べられます。大豆のような豆を甘めのトマトソースで煮たもので、私はそんなに好きじゃないんだけど、こちらのチリ入りのほうはおいしいです。
チーズをおろすおろし金はこういうものです。出来上がりは冷凍ピザの上にのってる様なチーズ。でも袋に入ってすでにおろしたものも売っています。クリームチーズはこのフィラデルフィア社のものがイギリスでは一番有名です。
つまんない料理ですみません。まあイギリスの普段の食生活ってこんなものですよお。
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