イギリスのカントリーキッチンからその日に作った食べ物で面白そうなもの、おいしそうなものをレシピと一緒に紹介していきます。日本では材料がそろわないものやどうしてもオーブンが必要なものもありますが、自己流にアレンジして試してみてください。
2013年2月2日土曜日
スモークサーモンケジャリー
ケジャリーと言うのはイギリスのビクトリア時代くらい(19世紀後半)に出来た料理です。簡単に言うと、燻製になった魚の入ったカレー味の混ぜご飯。魚というのとカレー味というのがイギリスらしからぬ料理なんですが、ビクトリア時代以降はこういうのが流行ったみたいです。
本格的なケジャリーのほうはちょっと手が込んだ料理なのですが、こちらは晩御飯に簡単にできるレシピー。あんまりにも簡単で、しかも安くておいしくて栄養もあるという、すごく便利な料理です。しかもスモークサーモンでなくても、ツナ缶でも鮭缶でも海老でもできます。
材料(4-6人分)
米 カップ2杯
ねぎ 4-5本
グリーンピース(冷凍可)
スモークサーモン200グラム
卵3-4個
カレー粉小さじ1.5杯
オイル
固形スープのもと1個
スモークサーモンですが、イギリスではどこのスーパーでもこういった切れ端がサンドイッチ用などと称して売られています。これがお買い得なので、入手できればこれで十分ですが、スライスされたスモークサーモンを使う場合は、もちろん一口大に切ってください。
まずお米を研いで、ザルにあげて置きます。ねぎを上の緑の部分と白い部分に分け、それぞれきざんで別においておきます。卵は固ゆでにして剥いて、適当に切ります。古い卵のほうが剥きやすいそうですよ。
鍋にオイルを入れねぎの白い部分をいれ炒めます。さっと火が通ったらここにカレー粉を入れます。全体が馴染んだら米をいれささっと1分くらい炒め、普通のご飯を炊くのを同じくらいの水を入れます。( 私はイギリスの長いお米で作りますが、カップ2杯の米に対し3杯水を入れます。あとで足せるので、あんまり心配する必要なし。)
沸騰したら固形スープをつぶして混ぜいれ、なべに蓋をして弱火で炊きます。水がなくなりかけた頃に味見。
(これは私の個人的水加減ですが、もしも水が多すぎたなら蓋を取ってちょっと水を飛ばしましょう。水が少なすぎると感じたら、沸騰したお湯をカップ4分の1くらい足して、蓋をしてむらします。)
炊き上がったあと、蒸らす前にスモークサーモンとグリーンピースとねぎの緑の部分をいれ、お米をつぶさないように手早く混ぜます。
そしてまた 蓋をして10分くらい置いておいて。卵も入れて、出来上がり。サーモンの塩加減によっては、塩を足して味を調整してください。
海老やツナ缶などでも、風味は変わりますが十分おいしく作れます。
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Ford Farm Diary
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