イギリスのカントリーキッチンからその日に作った食べ物で面白そうなもの、おいしそうなものをレシピと一緒に紹介していきます。日本では材料がそろわないものやどうしてもオーブンが必要なものもありますが、自己流にアレンジして試してみてください。
2011年4月11日月曜日
ネトル・スープ
ネトル(Nettle)という雑草がイギリスにはあります。春から秋にかけてずっと生える厄介な雑草なんですが、すごく栄養価が高いとか。それにこの季節は葉が青々していて瑞々しくて、見るからにおいしそうです。それで去年初めて作ったネトルスープをまた作ってみました。
以下は去年のブログからの 転記です。
「イギリスの迷惑な雑草のひとつでネトル(Nettle)というのがあります。写真のとおり外見はちょっとシソに似ていますが、細かい毛というかとげのよう なものがあり、これに触るとすごく痛い。とげに毒があるらしく、蕁麻疹のような発疹ができて、1日くらい腫れが引きません。これが野原にはあちこちに生え ます。
でもネトルはなかなか栄養が豊富らしく、ネトルティーというものが簡単に買えます。体の中の毒素を出すのにいいとか、消化にいいとか言われています。ミネラル等も豊富らしく、このネトルをしばらく水につけてできる(臭い)液体は、畑の肥料にすごくいいそうです。」
日本語ではイラクサとか。田舎に行けば生えているのかもしれません。このスープですが、日本では別にわざわざ探してネトルで作る必要もないので、ほうれん草や小松菜などで作るとちょうど良いんじゃないでしょうか。
材料
ネトル 大鍋に軽く1杯くらい
たまねぎ1個
にんじん1本
セロリ2本
バター
牛乳150CCほど
固形チキンスープのもと(コンソメなど)
ネトルは触ると刺されるので炊事用手袋をして集め、水で洗ってきれいにします。これを手袋をしたまま包丁でざくざくと切ります。その他の野菜も細かく切ります。
鍋にバター(20グラムくらい)を溶かし、たまねぎ、にんじん、セロリを弱火で炒め、ネトルも入れて炒めます。全体がしんなりしたところで熱湯1.2リットルほどと固形スープを入れます。10分くらい煮ます。
これをブレンダーにしっかりかけます。そこに牛乳を加えて塩コショウで味を調えて出来上がり。
所要時間は20分から30分。栄養いっぱいのおいしいスープです。
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