2011年4月24日日曜日

パブロバ

この週末、ヨーロッパはイースター(キリスト復活祭)です。イギリスの場合は金曜がGood Friday、日曜がイースター・サンデー。そして月曜はイースター・マンデーの4連休。

クリスマスと違ってイースターはこれといったご馳走の決まりはありません。でも季節柄、子羊を食べる家庭が多いような気がします。我が家は今年はローストビーフですが、これはたまたまスーパーで特価になっていたから買っただけです。

デザートにはパブロバを作ることにしました。パブロバというのはメレンゲの上にクリームと果物が載った食べ物です。メレンゲはスーパーで簡単に買うことができますが、うちはチャーリーが作りたがったので、初めて挑戦してみました。

材料
コーンフラワー大匙1
白ワイン酢大匙1
バニラエッセンス
アイシングシュガー100g
砂糖125g
卵大4個の白身
 (ここまでがメレンゲ)

(トッピング)
ダブルクリーム(生クリーム)300cc
果物

オーブンを140度にセットします。大きいベーキングトレイ(オーブンに入れる金属のトレイ)にベーキングペーパーを敷きます。

茶碗にコーンフラワーと酢とバニラエッセンスを混ぜます。コーンフラワーと白ワインビネガーは入手できなければ片栗粉と米酢で代用してください。アイシングシュガーと砂糖を別のボウルに混ぜておきます。アイシングシュガーが入手できなければ砂糖225gで。

大きくてきれいなボウルに卵の白身を入れます。少しでも汚れや黄身や水が入るとうまくあわ立たないので、気をつけること。これを電動泡だて器で角が立つまで撹拌します。手動でもできなくはないですが、腕力と覚悟がいります。

砂糖を1さじずつ入れ、そのたびに泡だて器で撹拌し続けます。誰かに手伝ってもらって二人ですると簡単です。砂糖が全部入って角が立つまで泡立てたら、ここに最初に用意したコーンフラワーと酢を入れて、数秒混ぜます。

これを用意したベーキングペーパーの上に広げます。直径22センチくらい、ふちがちょっと高くなるようにスプーンで形を作ります。これをオーブンで1時間15分焼きます。

焼く前です。となりの小さいのは味見用。
焼き上がりは周りが固く、中はやわらかいのが理想。色は白からややベージュっぽい色。私はちょっと茶色っぽくなりすぎたので、焼き時間が5分長すぎたかもしれません。1時間5分でチェックしたほうが良いかも。


出来上がったらオーブンに入れたまま、オーブンのドアを開けてゆっくり冷まします。これが肝心。私は写真をとるためにオーブンから出したので、真ん中がちょっとへこんで表面にヒビが 入ってしまいました。あわててオーブンに戻して、1時間くらい放っておきました。

私はこれを前日に作ったので、翌日まで空気の密封できる入れ物に入れておくようにとのことでした。でも・・・・・。

20センチくらいで作ったつもりだったんだけど、出来上がったら30センチくらいに大きくなっていました。こんなに大きくなって、載せるお皿もないし、入れられる密閉容器もありません。仕方ないのでベーキングトレーごとラップでぐるぐる巻きにしました。
(ここまでが前日のメレンゲ作り)

トッピングにダブルクリーム(生クリーム)を泡立てます。 これも電動でないとほぼ不可能に近いです。固くなりだすと急に固まるので、気をつけて。私は数秒泡立てすぎたため、かなり固くなっちゃいました。これをメレンゲの真ん中にうまく広げて、その上に果物を飾ります。メレンゲがかなり甘いので、クリームは砂糖を入れなくて大丈夫です。


完成はしたものの、大きくなりすぎてお皿に載せられませんでした。それでベーキングトレーのままイースターの食卓を飾りました。家族だけでよかった。

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