2011年5月3日火曜日

イマン・バイルディ

このナスの上のトマトとたまねぎがもっと溶けるまで火を通したほうが良いと思います。

昔ロンドンに住んでいたときちょくちょく行ったトルコ料理屋があります。ちょっと高級なレストランでした。そこの前菜メニューにこれが載っていました。なすがオリーブオイルとたまねぎなどの野菜と一緒に調理されていて、ほっぺが落ちるほどおいしい。でもロンドンからこの田舎に引越ししてきてトルコ料理屋はこの辺にはないし、もう一生食べられないのかとあきらめていました。どうやって作るのか、作ろうとすらしたことなかったんですが、先日ネットでレシピを見つけたので挑戦してみました。

材料(4人分)
なす
(ヨーロッパのナスはすごく大きいので2つですが、日本のなすなら6つくらいは使いましょう。)
たまねぎ大1
トマト大3
パセリ、ディル、バゼルなどのハーブ
にんにく6片
オリーブオイル150cc
水大匙4
砂糖小さじ1

まず作り始める前にオリーブオイルの話。レシピでは150mlとあります。でも体重を気にする私はとてもそんなに使う勇気はないので、その半分くらいで作りましたが、それで十分だと思いました。勇気のある人、体重が気にならない人 、絶対レシピどおりに作りたいという人は150ccで。

ナスを縦に半分に切って塩を振り10分くらい置いておきます。そのあと水で塩を洗って水気を取ります。これを底の広い鍋に切り口を上に並べます。

たまねぎは千切りかみじん切り。トマトは熱湯に通して皮をむいて小さく切ります。私はその通りにやったのですが、作ってみて缶のトマトで十分だと思いましたので、次回は缶詰を使ってみる予定。にんにくは包丁の腹で潰して細かく切ります。

上記の材料をボウルに入れ、みじん切りしたハーブ、塩とオイルを少しいれ混ぜます。 これを丁寧に上記のナスの上に乗せます。残りのオリーブオイルと水と砂糖を混ぜ、これを上にかけます。余った分は底に。

鍋にふたをして弱火で1時間半から2時間火を通します。途中で底のオイルを上に何度かかけます。

上に乗せた具が落ちないように、やわらかくなってきたら軽くスプーンで押します。

私はちょっと時間が足りなくて1時間15分 位で取り出したのですが、もっと時間をかけたほうがたまねぎもナスもとろりとしておいしかったはず。最低でも1時間半でしょう。

これは一応前菜なんですが、普通のご飯の日に2時間もかけて作った前菜なんて出せませんので、、うちはパスタを茹でてその上にどかんと乗せて食べました。オイルがちょうどパスタとなじんでなかなか。うちの子供たちはナスはどちらかというと苦手なんですが、文句も言わず食べてました。

もっと材料を小さく切って、じっくり時間をかけるともっとおいしかったと思います。

ちなみにこの名前はトルコ語で「かがんだ僧侶」という意味だそうです。

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