オーブンからでてきたところです。 |
これはかなりイギリス的な料理です。家庭料理という感じなんだけど、実はかなり手間と時間がかかります。なので時間のあるときにしかお勧めできません。所要時間1時間半は見ておいてください。手間隙かかる割にはそうは見えないというちょっと割に合わない料理ではあります。
味のほうは手が込んでいるだけあってなかなかのものです。うちは子供よりも大人が喜んで食べました。でも骨もないし、子供でもおいしく食べられます。
材料(4-6人分)
タラなどの白身の魚の切身 700g(とレシピにはありますが、我が家は500グラムくらいで作りました。全然問題なし。)
牛乳550cc
バター25グラム
コーンフラワー大匙1.5杯(なければ片栗粉で)
むきえび100g
卵2個
パセリ やや多めに、細かく切って大匙2-3杯くらい
レモン汁大匙1
ケーパー(あれば)大匙1
(以下はトッピングの材料)
ジャガイモ900グラム
バター50グラム
牛乳大匙4
ナツメグ(あれば)
チーズ25グラム
まずオーブンを200度に設定。魚を写真のようなオーブン用のディッシュに入れ、牛乳の半分をかけ塩コショウして15-20分オーブンに入れます。
その間ジャガイモをむいて茹で、潰してバター、ミルク、ナツメグ、小さくきざんだチーズを入れてさらに潰し、マッシュポテトにします。
卵は固ゆでにしてむいて小さく切ります。
魚をオーブンから取り出し、魚だけをディッシュから出して、皮を取って骨を取り除き、大きめに身をほぐします 。牛乳は別の容器にとっておきます。
さてここからは簡易コース(もちろん私はこちら。上記の材料はこれ)とグルメコースがあります。
簡易コースの場合、魚が入っていたミルクを鍋に取り、これに残りの牛乳を足し火にかけ、沸騰する前に少量の水で溶いたコーンフラワーを入れ、とろりとさせます。(片栗粉の場合はやや少なめで良いんじゃないでしょうか。ちょっと自信がないので少なめで試して、後で足してください。)
グルメコースの場合は上記の材料のほかにバターが75グラムと小麦粉50グラムを用意します。(コーンフラワーはいりません)。バターを鍋に溶かし小麦粉を入れなじませ、魚の入ってた牛乳を入れてホワイトソースにします。全部溶けたら残りの牛乳を足します。
(ここからはどちらも同じです。 )
魚をオーブンに入れた(今は空っぽの)ディッシュにこのソースをいれ、そこに魚と卵、えび、パセリ、ケーパー、レモン汁をいれ、 塩コショウします。やや塩は多めのほうがおいしいので、味見をきちんとしてください。(えびが生の場合は入れる前に味見しましょう。)ちゃんと混ぜます。
この上にマッシュポテトを少しずつ乗せ、均一になるように拡げます。イギリスでは伝統的に、この表面をフォークで 掻いて模様をつけます。ちょうど竜安寺の石庭のような感じです。上にきざんだチーズをかけ、オーブンで30-40分くらいで出来上がり。焦げないように気をつけて。
私は簡易コースでしたが十分おいしかったです。グルメコースの場合、もっと本格的な味になると思うけど、ダイエッターにはちょっとバターが多いのが気になります。
これだけ手塩をかけて作っても、全然野菜がないんですよ。だから二品簡単に茹で野菜を作りました。パイがしっかり味がついてるので、野菜はシンプルな茹で野菜が一番合うと思います。
お皿に盛るとこんな感じ。柔らかいのでグタッとつぶれますが、イギリスではこういうのはぜんぜん気にしません。 |
ではグッドラック
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