2011年5月29日日曜日

イタリアンローストチキン





これも同じスーパーの雑誌からのレシピです。

イギリスではローストXXXXというのは御馳走の代名詞のようなものです。XXXX の部分は何でもよくて、ビーフ、ポーク、ラム、チキンが普通です。クリスマスにはターキー。ダックも簡単に買えます。伝統的には週に一度日曜に食べることになっていて、まあうちも大体同じようなことをしています。でも毎週毎週のことでちょっと飽きたので、新しいレシピを試してみました。

このイタリアンローストチキンは普段食べるローストチキンとはちょっと違って、野菜がトマトとパプリカといった地中海沿岸の野菜を使います。それから野菜とチキンを一緒に焼くので、洗い物が少ないという特典もあり。

ここでは鶏を丸ごと1羽使いました。これはイギリスではすごく簡単に手に入る食材で、1000円以内で買えます。でも日本なら手に入りにくいだろうから、骨付きのもも肉でも十分作れると思います。

材料(6-8人)
チキン1羽(使ったのは1800グラム)
レモン
たまねぎ2個
にんにく2-4片
トマト6個
パプリカ3個(できれば色の違うもの)
新じゃが500グラム
バジル一掴み

オーブンを200度に設定。
オーブン用の大きなディッシュにくし型に切ったたまねぎと4つに切ったにんにくを盛ります。レモンを2つに切り、チキンの中に詰めます。(もも肉を使う場合は肉の隣に並べるといいでしょう。)この上にチキンをのせ、オリーブオイルを鳥に塗り、塩コショウします。

この全体にアルミファイルをかけしっかりと端を閉じます。オーブンに。 そのまま70分入れます。(もも肉の場合は全体の調理時間が60分くらいになると思うので、ここでは30分入れます。丸ごとの鳥を使う場合でも、小さめのときは焼き時間を短めに調整しましょう。)

トマトを半分に切り、パプリカは種を取りくし型に切ります。オーブンから出したチキンのアルミフォイルを取り除き、ディッシュにトマトとパプリカも入れます。またオーブンに戻して30分。



これは再びオーブンに戻す前の状態

時間が来たら、チキンができたかチェックします。串などを刺して、肉汁が赤くないことを確認。時間が足りないようなら躊躇せずオーブンに戻すこと。焼けていたら、チキンを取り出して別のお皿等に乗せます。冷めないようにフォイルをかけます。

野菜とジャガイモをささっと混ぜて再びオーブンで5分。そのあときざんだバジルを散らします。(私はバジルはなかったのでパセリとオレガノで代用しました。)

チキンを切って取り分け、野菜とスープをたっぷりチキンにかけて食べます。このスープ、水はぜんぜん入っていないので、チキンの肉汁とレモン汁と野菜の汁だけなんだけど、とってもおいしいですよ。最後はスプーンですくってまで食べてしまいました。

私にしては小食、これくらいならダイエットにも悪くなさそう。

鳥1羽使うと時間がかかるので、平日は鳥のもも肉のほうが早くできるし、盛り付けも楽なので、次は私もそれでやってみようと思います。

一応カテゴリーはイタリアンに入れておくけど、本当にイタリアンなんだろうか。ちょっと疑問。

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